豫園からタクシーで15元位?(225円)でした。
中国共産党第一回大会址!と
折角長い名前を言ったのにタクシー運転手は「新天地ね」と・・。そうです。
今、上海の新名所ともなった新天地の、すぐ横が、我らが目指す場所です。
新天地とは外資系の飲食店や、高級な商店が、おしゃれにレイアウトされた
商業施設。一応、足を向けてみるものの、我々二人には全く興味のない
ものばかりで、そのまま素通り。コーヒー一杯30元(450円)、ランチのセット
メニューでも100元位(1500円)。50円程度でラーメンを腹いっぱい喰らって
きた身には本当に新天地。資本主義の象徴のような施設が、中国共産党の
誕生を記念すべき施設に隣接しているところに、今の中国の有り様を
感じました。その意味では行った価値あり?:でしょうか。
そして
中国共産党第一回大会址。こちらは1921年、毛沢東含む13人の
共産党員が第一回全国大会を秘密裏に開催した場所。ここから新中国
の歴史が始まったのです。
入場料3元。こちらも国内外人問わず一律。
3元(45円)の入場料は中国の諸物価に照らし合わせてもかなり格安。
これは沢山の国民にも見てもらい、愛党の精神、愛国の心を啓蒙する
意味でしょうか。
まず、参観順序は、中国共産党の歴史資料から見るよう指定されます。
結党に至るまでの道のり、発行された機関紙、同志の遺品などなど・・。
夥しい血の犠牲の上に成り立った歴史を感じずにはいられません。
ちなみに私は政治に関して全く偏った意見、主義主張はありませんので
念のため・・。
解説パネルはすべて中国語なので、行かれる際は中国語の分かる方
か、ガイドさんを同伴される方が参観して意義あると思います。
参観を終えたのは既に一時過ぎ。すきっ腹を抱えて、食事ができそうな
ところを物色。高層ビル街の下にあった、食堂にて。ここはビジネスマンの
昼食にもよく利用されるそうで安くて美味い。テイクアウトもOKだそうで
すが、勿論我々は店で一杯飲みながら・・・。
このボリューム、スープ付きで7元(105円)美味い!